今回は「いけばなレッスン基礎・心構え編①」をお届けします。
今日から意識できるものなのでぜひ最後まで読んでみてください!
心構え:線・塊・色を意識しよう!
私が習っている草月流では、いけばなの基本構造を「線・塊・色」という3つの要素に分けて考えます(「センカイシキ」と読みます)。この3つを意識するだけで、作品作りがさらに深まり、鑑賞の楽しさも増します。ぜひ、覚えて実践してみてください!
それでは、各要素について詳しく説明していきます。
1.線について
「線」は、主に枝ものを使って表現されることが多いです。ただし、「線」と言っても、直線か曲線かによって表情が変わります。まずは花材にどのような「線」があるかを見つけることから始めましょう。慣れてきたら、自分で「線」を作り出す意識を持つと、作品にさらに個性が出てきます。
2.塊について
「塊」は、花材を集めて作り出す要素です。花材を近くに配置することで、塊を表現することができます。さらに、フラワーアレンジメントと似た技法で、花材をぎゅっと寄せる「マッス」を習得できると、より力強い「塊」を作り出すことができます。こちらも徐々にマスターしていきましょう。
3.色について
最後は「色」です。グラデーションや対比(補色)を意識することで、作品に深みが出ます。また、花と枝、花と花、花器と花など、どの色の組み合わせを選ぶかも非常に大切です。
まとめ
今回は、いけばなを学ぶ上での基本的な心構えとして「線・塊・色」をご紹介しました。この3つの要素は、名前も覚えやすく、実践的でキャッチーなので、ぜひ使ってみてください!
次のレッスンでお会いしましょう!