こんにちは、いけばな好きの皆さん!
今回のいけばなレッスンでは、「床上がり」をテーマに作品作りに挑戦しました。
まずは、完成した作品をご覧ください!
今回の上達への2点のコツ!
① 床やその場を意識した花器を選ぼう!
床上がりは、床やその場への意識が強い作品になるので、床の色や質感を踏まえた上で器などを選んでみよう!
そのうえで、床やその場の雰囲気に合わせるのか、少しアクセント加えて目立たせるのかなどを考えていくのがよい!
② 目線が離れているため、縦長or横長に組み立て存在感を際立てせよう!
床と目線が離れているため、普通の作品よりも大きな存在感を出していくことが重要!
その際に、縦長or横長に広げていくとうまくいきやすい!
それでは、詳細レッスンの説明へGO!
今回使用した花材はこちら!
- ガマ
- フトイ
- チース
- ヘレニウム
Step①:花器を選ぶ
床・花材に合わせて花器を選んでいきます。
今回はまず床の色や雰囲気に近いブラウンや茶色の花器と、床とは反対の青色を候補として選びました。
選ぶポイントは、床上がりは、床との距離が近いため、床の色や質感を踏まえた上で、花器を選んでいくことが良いです!
今回は花材にガマやヘレニウムなど床と茶色の同系統入っているため、少しアクセントを加えて存在感を出すために青色の花器を選んでみました!(ただしすごく浮かないようには注意!)
Step②:素材を組み合わせる
まずは今回の主役に設定した、ガマ・フトイからいけていきます。
いける際のポイントは、床上がりの場合、床と目線の距離が離れているため、いつもより存在感を増していくことが重要です。
その際に、存在感を作る方向性としては、3つで、縦に長くするか、横に広げるか、その両方を取るかになります。
今回については、ガマで縦の存在感を作った上で、フトイを折りながら横に広げ、縦も横でも存在感を出してみました!
そして追加のコツとしては、フトイを横に広げていくことで、床面との緊張感を生み出しています。床上がりだと床面との距離も近いので、床面との緊張感を出すことはおすすめです!
あとは、ヘレニウムやチースヲ加えてボリューム感を出して完成です!
この時にガマやフトイのいかしたい線を消さないように意識しよう!
・ポイントのおさらい
①床やその場を意識した花器を選ぼう!
②縦に長くするか、横に広げるかで存在感を出していこう!
以上のポイントを押さえて、ぜひ皆さんも異質素材を使ったいけばなに挑戦してみてくださいね!
次回のレッスンもお楽しみに!