こんにちは、いけばな好きの皆さん!
今回は「いけばなレッスン基礎・心構え編②」をお届けします。
今回も簡単に意識できるものなのでぜひ取り入れてみてください!
心構え:輪郭線を意識してみよう!
いけばなをいける時、よく初心者の方にありがちな事として、いきなり花をいけはじめてしまうことがあります。
しかし、いけばなは花器に対してゼロから積み上げていくもの。最初に大まかなイメージがなければ、行き当たりばったりの作品になってしまいます。
そこで、心構えとして、「輪郭線」というものを是非意識してみてください!!
それでは、具体的に説明していきます。
輪郭線とは
輪郭線とは、正確にいうと「外郭線」というもので、いわゆるシルエットのことです。
例えば、人物を描くならその外形とそれ以外のものを区切る線になります。つまり、人物をぐるっと囲んだ外形と、その周りの空間の境界線です。
いけばなにおいても、同じ事を意識することが重要です。なぜなら、いけばなは、空間をとても大事にするアートだからです。輪郭線を描くということは、どこに空間を作るかを決めることになります。それくらい大事な作業ですので、是非いける前に意識してみてください。
おすすめのステップ
では、じっさいにいける時のおすすめの実践方法を教えます。
まず最初に、花材と花器を決めた後に、花材を組み合わせながら、デッサンでイメージを書きましょう。次に、それを元に実際に花をいけていきましょう。ただ、実際にいけていくと必ずしもデッサン通りにならない場合やもっとこうしたい!という場合がありますので、その際は臨機応変にそ調整しながら対応します。
①デッサンでイメージを描く
②いけながら調整
まとめ
今回は、いけばなを学ぶ上での基本的な心構えとして「輪郭線」をご紹介しました。空間を大事にする日本文化とも通ずる要素ですのでこの3つの要素は、ぜひ覚えて意識してみてください!
次のレッスンでお会いしましょう!