テーマ別レッスン④ 「ミニアチュール」

いけばなレッスン

こんにちは!

今回のテーマはミニアチュールです。

ミニアチュールとは、植物の部分(花弁、めしべやおしべ、実、葉、枝、茎など)を抽出し、いけたものを複数組み合わせて構成する作品のことを言います。

花器には、例えば口紅のキャップや猪口、香水瓶など安定が良くて水が入る小さな容器などを使っていけていきます。日頃から小さくて花器になるものを探してためておくと良いでしょう。

それでは、まず今回の作品をご紹介します!

以下、役立つ2つのコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!

コツ①:花器の形に合わせていける

ミニアチュールは、花器が小さい分、花器に対する花材一つ一つの大きさが大きいので、一つずつ丁寧にいけていくことが重要です。

小さい花器と花材を、仮にそのまま大きくしたとしても、生花として綺麗か」を常に確認しながらいけましょう。

その際、一つポイントは、花器の形から連想して花材の形を作ると、作品のレベルが上がります!

今回だと、家の形をした花器に合わせて葉も三角形で合わせたり、丸い花器に合わせてスモークツリーを丸くしたり、星形の花器に合わせて枝を曲げて形を作っています。

コツ②:全体の力を内側に向ける

ミニアチュールは、複数花器を使っているため、複数置いた時の作品全体が美しいかを常に考えていける必要があります。

その際、作品としてのまとまりと力強さを出すためのコツとしては、作品全体の力を外に逃さず内側に向けるようにしていきましょう。

今回は、線を作っていく時の向きを内側に向けることで外に力が逃げないようにしています。

まとめ

今回ご紹介した二つのコツを改めて紹介します。

花器の形にあわせていける

全体の力を内側に向ける

ミニアチュールは花器探しも楽しいので、是非探し始めるところからトライしていきましょう!

次回もお楽しみに!

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